今トレンドのオフィスデザインとは?
こんにちは、オフィスモメンバーの竹内です。
コロナ禍により、存在する目的がより一層問われることになったオフィス。リモートワークが中心であればもはや要らないのでは?という意見もちらほら見かけますが、そんなことはありません。存在価値が問われている今だからこそ、素敵なオフィスは従業員や転職者を惹きつける大きな魅力と成り得ます。
そこで今回は、2023年のオフィスのトレンドを具体例とともに解説させていただきます。トレンドを押さえた素敵なオフィスをつくるためにも、ぜひ最後までご覧ください、
オフィスの存在価値・存在目的
まず近年のオフィスに対する考え方について、簡単に説明します。経営者などの間でも良く話されているのは 「いかに社員の人にとっての、出社することによるメリットをつくれるか」 という点です。コロナ禍でリモートが中心となった状態において、出社しなければならないという状況は従業員にとって完全にマイナスに受け取られる事が多いかと思います。
ただそのような状況下でも出社したい理由をつくるための大きな武器が、オフィス自体のデザイン設計をおしゃれで使いやすいものにすることです。俗にいうUI(見た目)の部分だけでなく、UX(使いやすさ)を追求したオフィスをつくることで、社員の方たちが自発的に出社したくなるような状況をつくれることが出来ます。
ちなみに現在の状況で出社する意味がそもそもあるのかという声もあるかと思いますが、出社して直接話すことによりコミュニケーションは活性化され、部門や部署としての業績にも正に相関する傾向にあるため、一定の投資が必要だとしても社員が出社する状況を目指すことは間違ってないと言えます。
2023年のオフィスデザインのトレンド
では実際に2023年のトレンドは、どのような機能を持つオフィスなのでしょうか。簡単に説明します。
カフェやバーといったイートインスペース
主にIT系の外資系で多く見られるのが、カフェやバーといった機能を持つオフィスです。
カフェに関しては、イメージとしてはお茶もできる食堂といった表現が近いかもしれません。企業にもよりますが、朝昼晩好きなものを無料で食べられるものもあり、その場合は確かに出社する理由に十分なり得そうですよね。
バーに関しては、近年だとWeWorkなどが話題に挙げられていました。夕方以降はヒューガルデンなどのアルコール類が飲み放題になり、常識の範囲内でアルコールを摂取しながらも業務もOKとのことでした。ただお酒を飲むだけでなく、バーのカウンターなどで少しフランクに1on1などを行うこともできるため、実用性という面でも効果は大きいかと思います。
軽いスポーツが可能なフリースペース
これも上記と同じく、国内外の大手IT企業などに多いかと思います。海外のドラマや映画では、よくオフィスで卓球をしている描写も見られるため、海外ではスタンダードなのかもしれませんね。ただ国内でも最近はスポーツができるような企業も多く、楽天などは企業関係者限定の事務などもあるそうです。
実用的な面でも投資対効果は低くなく、社員に適度に運動をしてもらうことにより生活習慣の改善や大病の予防になると同時に、また業務中のリフレッシュの一環としても使ってもらうことが出来ます。
ミッションやビジョンを散りばめたデザイン
また最後は少し毛色が異なりますが、最近はオフィス内の壁や床やデスクなどに、企業のミッション・ビジョン・バリューを記したデザインが一定見られました。ここ数年でいかに経営理念を社員に浸透させるかというテーマがスタートアップを中心に広がり、それが具現化したものの一部がオフィスデザインにも表れているのではないかと思います。
実際に業務スペースの壁にバリューなどを見えるように示すことにより、業務へのモチベーションや自分自身の行動の指針になるといった声も挙げられています。一見古典的なようにも見えますが、デザインなどを凝ったものにするで、オフィスデザインの一部としてもオシャレに仕上げることができるため、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
2023年のオフィストレンドはいかがでしたでしょうか?
簡単ではありますが、オフィスの目的や2022年のオフィスデザインのトレンドを紹介させて頂きました。特にオフィスの移転や増築に伴う、新規デザインの参考になれば幸いです。
またオフィスモではオフィスの移転やオフィスリノベーションのお手伝いをしております。特に群馬の前橋や高崎で上記をご検討の方は、ぜひこちらよりお問い合わせください。