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ABWとは?働き方やメリット・デメリット、導入事例について解説

こんにちは、オフィスモメンバーの脇です。

このブログを書くにあたり、改めて感じるのは、現代社会の流れがとにかく速いということです。特にテクノロジーの進化によって、新しい情報や商品が続々と生まれ、時代のトレンドも常に変化しています。

私のいるオフィス業界もご多分に漏れず、常に変化し続けており「時代の流れ」のような物があります。

え?流れってなんだ?って思いますよね。例えばフリーアドレスもデジタル化やペーパーレス化の波で訪れた「オフィスの在り方の流れ」と言えば、何となくご理解いただけるかと思います。

そんなオフィスの「流れ」で最近話題のABW。

まだまだ馴染みの無い言葉かも知れませんが、耳にすることも増えたという方もいるのではないかと思います。ただ気になって調べてみても、フリーアドレス制との違いやそもそもなぜ多くの企業が導入しているのか、わかりづらいですよね。

そこで今回は、フリーアドレス制との違いを含めたABWの解説から、導入にあたってのメリットやデメリットをまとめてみました。これだけ読めばABWについて大体のことは抑えることが出来るので、ぜひ最後までご覧ください。

ABWとは?フリーアドレス制とはここが違う

カフェでの仕事も当たり前になりました

まずそれぞれの定義については、下記のように表されることが多いです。

ABW:業務の内容や目的に応じて、自由に働く時間や場所を選ぶことができる

フリーアドレス制:飽くまで自由な席で働くことができるだけであり、時間などは定義の範囲外

上記の通りABWは時間場所ともに自由であることが多いのに対し、フリーアドレス制は席のみという大きな違いがあります。またABWは場所に関しても席のみではなく、オフィスから飛び出しカフェや自宅でも勤務可能といった風に、高い自由度でどこで働くかを選ぶことができるようです。

ABWのメリット

次にABWを導入することによるメリットを、2つ解説いたします。

優秀な人材の獲得や離職防止に役立つ

まず優秀な人材の獲得・および引き留めにあたり大きな武器となります。現代では優秀な人ほど、場所や時間を選ばず働きたい傾向にあるため、それらのニーズに応えることは必要不可欠と言えます。

また最近は、日本でも優秀な人材は外資系に流れてしまうことが顕著です。外資系の有名企業はABWを導入していることが多いため、外資と優秀な人材を取り合う上ではABWを導入してようやくスタートラインに立てるといっても過言ではありません。

ワークライフバランスへとつながりやすい

これはABWに限らず、リモートワークなどにも同じことが言えるかと思いますが、場所時間に縛られずに働くことでワークライフバランスを整えることが出来ます。

場所を自由に選べるため往復の通勤時間が0になり、自分のために使う時間を増やせると同時に、時間も自由に選べるため、子育てや介護など業務以外にこなさなければならないことと仕事を、少ない工数で両立させることだ可能です。

集中して業務をしたい時はBOXに籠るのもアリですよね

ABWのデメリット

次にABWの導入にあたっての2つのデメリットに関しても、説明します。

長時間労働のリスク

まずひとつ目が、オフィス以外の場所で自由な時間で働くことができるため、蓋を開けてみるとものすごい時間働いてしまっていた、なんてことになり兼ねません。残業代の支払いが多くなってしまうなどであれば良いのですが、見えないところで優秀な人に仕事が集まりすぎていて、不測の自体を招いてしまったとなると大問題です。

上記を防ぐためにも、働く時間にコアタイムなど最低限のルールを設けてあげたり、月当たり一定の時間以上PCが開かれている場合には、強制的に閉じるような仕組みを導入してあげたりすることが大切です。特に後者に関しては、役職ごとに残業時間のラインを決める上でも役に立つので、さまざまなメリットをもたらしてくれるのではないでしょうか。

セキュリティ対策への投資

そしてふたつ目が、情報漏洩などを防ぐためのセキュリティ対策への投資が必要な点です。情報漏洩などのわかりやすい例ですと、外出先で業務を行い出先のFreeWiFiから社内限の情報へのアクセスを許してしまったり、カフェでミーティングに参加し会話の内容がダダ漏れになってしまったり、などといったことが挙げられます。

後者に関しては意識の問題になるので、講習などでしっかりとコンセンサスを取る必要があるかと思いますが、前者に関してはVPNを通してからしかネットワークにアクセスできない仕組みを敷くことによって、確実に防ぐことができます。ただやはり0から仕組みを実装するとなると、一定のコストと時間がかかってしまうため、そこと比較した上で釣り合うのかという検討は大切です。

デメリットよりもメリットに目を向けよう

人財採用や定着率を考えれば、やはりABW等の新しい働き方を取り入れることが会社にとっての大きなメリットになるといえるでしょう。

「そうはいっても、どこでも仕事ができてしまうと会社に来る意味がなくなってしまうんじゃないか?」

と、経営者からの意見を頂きます。

ですが、実際問題として「家だけ」「カフェだけ」で完結する業務は決して多くないです。

今オフィスに求められているのは、「家やカフェに負けない、来る価値のあるオフィス作り」といえるでしょう。

群馬でオフィス移転やオフィスリノベーションをお考えの方は、オフィスモで!

ABWの概要、そしてメリット・デメリットについて簡単に説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。フリーアドレス制との違いもしっかり踏まえた上で、ABWの導入への足がけとなれば幸いです。

またオフィスもではオフィスの移転やオフィスリノベーションのお手伝いをしております。特に群馬の前橋や高崎で上記をご検討の方は、ぜひこちらよりお問い合わせください。

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