「バイオフィリックオフィスとは?オフィスに緑を取り入れる7つのメリットを徹底解説!」
こんにちはオフィスモの脇です。
最近、オフィスに緑を取り入れることが注目されるようになってきています。実際、最近では多くの企業がオフィスに緑を取り入れる取り組みをしています。
その背景には、バイオフィリックという考え方があります。バイオフィリックとは、人間が自然に親しみを持ち、自然とのつながりを求める本能的な傾向を指します。
人間は長い間、自然と共に生きてきたため、自然に囲まれた環境で過ごすことが本来の生活に近いと考えられます。そのため、人間は自然環境に囲まれることで、より快適で健康的な生活を送ることができるとされています。
そこで今回はオフィスに緑を取り入れるメリットを紹介したいと思います。
健康促進効果
緑のあるオフィスには、空気中の二酸化炭素や有害物質を吸収し、酸素を発生させる植物が多数配置されています。これにより、室内の空気が浄化され、社員の健康状態を改善することができます。特に、アレルギーや喘息の症状を緩和する効果があるとされています。
また、緑のあるオフィスはリラックス効果があり、社員のストレスを軽減することもできます。研究によれば、植物がある環境では、心拍数や血圧の上昇が抑制され、自律神経のバランスが整えられることが示されています。
生産性向上
緑のあるオフィスは、社員の集中力や仕事へのモチベーションを高めることができます。研究によれば、緑に囲まれたオフィス環境は、ストレスや疲れを軽減し、リフレッシュ効果があるため、社員が長時間集中して作業を続けることができます。
また、フリースペースやリラックススペースに緑が多数設けられている場合があります。こうしたスペースには、社員が気分転換やリラックスをするためのアイテムが置かれていることが多く、社員のストレスを軽減することができます。社員がストレスフリーであることは、生産性向上につながるため、緑のあるオフィスは生産性向上に効果的であると言えます。
コスト削減
意外かも知れませんがバイオフィリックオフィスには、日光や植物の力を利用して、エネルギーを節約することができます。例えば、自然光を利用することで電気代を節約できます。また、緑の多いオフィス環境は、空気の循環を促進し、空調設備の負担を減らすことができます。
ブランディング効果
オフィスに緑を取り入れることは、企業ブランディングにも大きな効果をもたらします。緑は自然と安心感をもたらす色であり、健康や安全、そして自然環境保護をイメージさせます。これらは現代社会で求められる価値観でもあり、オフィスに緑を取り入れることで企業の社会的な責任や理念をアピールすることができます。
また、緑が心理的にも好影響を与えることが多くの研究によって示されています。
例えば、緑が多く存在する場所にいると人はストレスを感じにくくなり、気分が安定するといわれています。
環境に配慮している企業にはポジティブなイメージがつき、消費者からの支持を受けやすくなることが知られています。
緑の多いオフィスは見た目にもユニークなので、それだけでも差別化の要因になります。
ストレスの軽減
また、緑がもたらすメリットは、ストレスの軽減にもつながります。オフィスワーカーにとってストレスは日常茶飯事であり、その原因としては長時間の座り作業や人間関係、プレッシャーのある仕事などが挙げられます。しかし、緑が取り入れられたオフィスは、従業員のストレスを軽減することができるとされています。
バイオフィリックデザインの専門家の研究によると、植物を見たり触ったりすることで、自律神経が整い、心拍数や血圧が下がるという効果があります。
また、植物の緑色は人の目に心地よく、リラックス効果があるとされています。これらの効果が、オフィスワーカーのストレスを軽減し、心身ともに健康な状態を保つのに役立つのです。
よって、オフィスに緑を取り入れることは、従業員のストレスを軽減することに大きく寄与します
創造性の向上
創造性に関しても、緑のあるオフィスが効果的であることが示されています。研究によれば、緑に囲まれた環境は創造性を高めることができます。緑はリラックスやストレス軽減の効果に加え、脳を活性化させる作用があるため、アイデアの発想や新しいアプローチを模索するときに役立ちます。
また、緑のあるオフィスには、社員が創造性を発揮するための機会を増やす効果もあります。例えば、緑のあるフリースペースや会議室でのミーティングは、社員が自由な発想をしやすく、アイデアの共有や交流を促します。社員が創造性を発揮することで、企業の発展につながる新しいアイデアやビジネスモデルの発掘が期待できます。
幸福感、モチベーションの向上
さらに、緑が豊富なオフィスは、従業員の幸福感や仕事に対するモチベーションを向上させることができます。バイオフィリックな環境がある場所では、人々はより自然な環境にいるような気分になり、より快適に感じることができます。このような環境は、従業員のストレスを減らし、ワークライフバランスを改善するのに役立ちます。
まとめ
オフィスに緑を取り入れることは、バイオフィリックデザインの考え方に基づいた、従業員の健康や生産性向上、そして企業のイメージアップにつながる取り組みです。
環境問題が社会的な関心事となっている今、企業には環境に配慮した取り組みを行うことが求められています。オフィスに緑を取り入れることは、環境問題にも取り組んでいる姿勢をアピールすることができます。
更に従業員が働きやすい環境づくりは、企業の競争力を高め、採用にもつながることは間違いありません。ぜひ、バイオフィリックデザインを取り入れた、緑溢れるオフィスを目指してみてはいかがでしょうか。
群馬県高崎市にあるオフィスモではオフィスづくり専門の会社として、グリーンを取り入れたオフィスづくりも行っております。下記の施工事例も是非ごらんください。